令和4年年末御挨拶(令和3・4年活動報告)
新型コロナウィルス感染症の猛威は留まることなく、その様な中でも軍法研は令和3年に引き続き、映画協力・出版協力に明け暮れた一年間でした。
特に令和3年8月から協力開始した東宝映画「ラーゲリより愛を込めて」は同年12月まで軍事監修を主体に協力し、会として初めて取り扱う終戦直後の日本及び大戦中・終戦直後のソ連については協力者様のご意見を参考に文献を調べ、現物を見て試行錯誤し、審議を繰り返して会としての結論をひねり出し、何とか大任を果たすことができました。
また、潮書房光人新社「丸」に対する協力につきましては、先頭に立つ当会顧問の藤田昌雄が病床に臥し、現在快復に向かうもリハビリが必要な状態でありますことから、今後も会員一丸となって藤田の留守を全力で守る意気込みを今後も継続する覚悟でございます。
残念ながら会独自事業は部外協力優先の為全て延期の状態であり、特に「陸軍教練ノ參考同附録」(正式名称確定)は、クランクアップはしたものの、編集が未了であり頒布開始が何度も延期となっており、ご期待に沿えず誠に申し訳なく存じます。
令和5年におきましても、継続中の映画及びドラマの時代考証、「丸」に対する協力及び会員の知識・練度の向上(年度総合実習、小規模事業及び自学研鑽)が主体となる事に変化はございませんが、当ホームページをご覧の皆様には引き続き格別のお引き立てを賜りたく会員一同心よりお願い申し上げます。
皆様、今年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。
令和4年12月31日 軍事法規研究会会員一同
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